内在の生命力を引き出す祈り
(上のプレイヤーで音声が聞けます)
神さま、私は今あなたの御前に座してあなたと共にいることを感じます。私はあなたの子--神の子です。あなたの無限の生かす力を分かち与えられた、幸せな神の子です。私は今あなたの無限の生命力を分かち与えられ、生きつづけていることを感じます。私の肉体は一見、物質のように見えていますが、あなたの命が湧き出でる霊の噴出口です。物質を補給して活動しているように見えていても、あなたの命が私から噴出し、大宇宙を循環してもどってくる巨大な命の還流が、部分的にそう見えているだけです。私はあなたの偉大なる生命の重要な一部を構成していますから、あなたの被造物であるすべての存在と一体であり、調和して生きているのです。心身ともに健康であり、すべての人々と調和しているのが本来の私です。
私にもし生命力が不足し、肉体のどこかが侵され、あるいは故障しているように見えるならば、それは私が神さまの御心を忘れ、本来大調和の神さまの創造られた世界を見ず、観ぜず、私自身を肉体的存在とする迷妄のおかげです。私は今、あなたの御前に座し、あなたの御心を深く観ずることにより、その迷妄から醒め、本来の健康完全円満なる神さまの命--神の子としての私の命を自覚します。私は宇宙の大生命と一体です。すべての存在を大調和にあらしめている神の命の重要な一部です。
神さま、私は今あなたの御前に座してあなたの無限の生命力を私の内に感じます。現代医学が教える免疫系は、あなたから分かち与えられた無限生命力の一部です。それは私が何も意識しなくても、外敵の侵入を排除し、有害物質を除去し、欠陥細胞や癌細胞を見つけて体外へ排出してくれます。現代医学はまた、免疫系が活性化するには「調和の心」「感謝の心」が必要であることを教えています。「怒る心」「憎む心」「人を害する心」が、免疫系を弱めることを教えています。私は今、この機能が完全に発動することが神さまの御心であると感じます。神さま、あなたが私に本来健康に生きる力を与えてくださっていることに感謝いたします。その力を妨げているものがあれば、それは「われは肉体なり」の迷妄です。その迷妄が、自と他との間に心の垣根をつくり、対立関係を生み出し、呪詛、怨恨、憤怒の心を間違って起すことで、本来健康である人間の生命力が正しく表出しないのです。私はこのことを自覚し、神さまの本来完全健康なる生命力の表出を妨げる心を起さないことを誓います。
神さま、ありがとうございます。私は今、あなたの御前に座して、本来完全健康なる大調和の世界の実相を観じます。神さまは完全にして、神さまの創造られたすべての存在は完全です。「完全」という意味は、互いに侵し合ったり、傷つけ合ったり、殺し合ったりしないことです。神さまの世界は大調和しているから完全なのです。神示にあるように、私が「黴菌や悪霊に冒されたりするのは天地一切のものと和解していない証拠」ですから、私は存在のすべてと和解します。こらえたり我慢するのではなく、心の奥底から和解します。和解するとは、感謝することです。その和解と感謝の中から、神さま、あなたの無限の生命力が私において表出します。免疫系は活性化し、本来の自然治癒力を発揮し、有害な微生物や毒素は消え、不完全な細胞や癌細胞は速やかに無力化して体外へ排出されます。
神さま、私は今あなたの生命力が私の内部で沸々とたぎるのを感じます。私の内部に、神さまの大調和の世界が形成されつつあることを感じます。それが神の子としての、私の本来のすがたです。本来のすがたが顕われるのに力む必要はありません。私はただ、あなたの無限の知恵と愛と生命力に信頼して、神さまの命と結ばれた本来の健康が表現されることを心の中でアリアリと感じます。私の命は神さまと一体です。神さまの命が私の生命力です。このことを知らしめ給うたことを、神さまに深く、篤く感謝いたします。ありがとうございます。
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