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2014年8月 1日 (金)

ブラジルと日本で国際教修会

 本年度の「世界平和のための生長の家国際教修会」は7月26~27日の2日間、ブラジルのサンパウロ市のアニエンビ-国際会議場で行われ、開催国・ブラジルを中心にラテンアメリカ、北アメリカ、ヨーロッパ、台湾などから 合計で2,499人の生長の家の幹部、指導者が集まった。これに加え、今年は第2会場を日本の生長の家“森の中のオフィス”(山梨県北杜市)に設け、日本を含む東アジアの本部講師、本部講師補など208人がインターネットによる映像と音声を通じて参加した。教修会での第2会場設置は初めての試みだったが、ブラジルと日本の間の12時間の時差をうまく利用して、ブラジルでのプログラムの進行に合わせて、日本側のプログラムの時間配分を調整するなど、行事全体はスムーズに進行したようである。この大行事の準備、推進、進行に携わった世界中の多くの生長の家の幹部・信徒の方々に、心から感謝申し上げます。
 
 今年の国際教修会は「食事と世界平和を考える」をテーマとして行われ、「ブラジルの食事から世界平和を考える」「中華民国の“素食”」「世界の宗教から生まれた肉食忌避の理由」という3つのサブテーマに分かれて、生長の家の本部講師(補)と地方講師の5人が研究発表をしたほか、国際ベジタリアン連合の会長、ブラジルベジタリアン協会の代表であるマルリー・ウィンクラー氏を招聘して「ブラジルにおけるベジタリアン運動」について学んだ。また、谷口純子・生長の家白鳩会総裁が26日の午後、テーマに即して約30分の講話を行った。さらに、26日の夕食(日本会場では27日の夕食)には両会場でノーミート料理が提供された。これで参加者は、肉食をしなくても十分美味で、栄養価の高い食生活ができることを体験したことと思う。
 
 私は27日のプログラムの最後で、両会場からの事前の質問に答えると共に、まとめの講話を約1時間行った。その講話の内容を何回かに分けて、これから本欄に掲載することにする。ただし、実際に話されたこととまったく同一の内容ではないことをご理解いただきたい。
 
 谷口 雅宣

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コメント

合掌 国際教修会が ブラジルと日本を通して12時間の時差を乗り越えて開催出来ましたことに喜びの歓声です。
インターネット様様です。 私にとっては不思議な世界です。
今の政治は「生長の家」の運動と逆走していることに心痛の想いです。
国は自然エネルギーの利用にもっと目を向けて頂きたい。
総裁先生が一石と投じられました心からの念願が 叶えられる日を 祈り、私生活において「食卓から平和を」を生活に生かし、夫が肉食を勧められた医師にも私からお断りの意思をお伝えしました。 時には勇気を(初一念)だす力を与えて頂いております生長の家の大神さまに日日感謝致しております。                    感謝合掌 
               島根教区 足立冨代
                   


投稿: 足立冨代 | 2014年8月10日 (日) 12時23分

総裁先生
合掌 ありがとうございます。
まず、何より、2週間に及ぶブラジルへのご巡錫、そしてお元気でのご帰国を心より感謝いたし、信徒として感激の念にたえません。ありがとうございます。
日本はこの間、台風直撃で多くの被害を受けています。
総裁先生が早くから、地球環境破壊を人類がこのまま続けていく限り、与えるものは与えられる、奪うものは奪われるの法則や人類の際限のない欲望から地球温暖化がすすむと地球が、人類が大変なことになってしまうということをご教示し続けてくださっていました。
罰当たりなことに、最初は私はピンときませんで、生長の家は人類の救済をする宗教では?などと思ったこともございました。誠に申し訳ないことでございました。
総裁先生のご著書を何度も何度も繰り返し拝読して、講習会などで、ご教示を拝聴させていただくなかで、
総裁先生のような先生にこうして直接ご指導いただけることに、私は本当に感謝していただろうか?
頭をがーんと殴られた思いをいたしたことがございます。地球温暖化を食い止めるための1つの重要なことが肉食の弊害を知ることと、先生は繰り返しご教示し続けてくださっていますが、このたび、肉食がメインのブラジルにてご講話なさり、また実際にノーミートのお料理を試食まで皆さんがされたのですね…。感激以外の言葉が見つかりません。
総裁先生のみ教えは国を越えて、人類の行くべき道を指し示してくださっており、こういう宗教家の出現が世界を、人類を本当の意味で救うのだと心から思いました。
私事でございますが、住んでおりますところの隣も上も下も、みなブラジル人(日系とそうでない人)です。
友だちにも日系ブラジル人が多く、日本人の友だちより心を許してお話できる人もいます。
日本人と違って、ブラジル人は10人が10人、生長の家を知っております。日本人の私たちはいつでも総裁先生に直接ご指導をいただけますが、ブラジルの方々はその機会が極めて少ないですので、きっとブラジルのみなさまはこのたびの国際教修会は大感激されたことが、伝わって参ります。
向こうは涼しかったのではないでしょうか?
日本はこれからまだ厳しい暑さが続くと思われますので、
総裁先生、純子先生におかれましては、どうぞ
くれぐれもご自愛くださいませ。
     再拝 島根教区 岡田さおり

投稿: 岡田さおり | 2014年8月12日 (火) 00時12分

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