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2014年2月25日 (火)

雪の中の幸福者 (2)

 記録的大雪から、早くも約10日がたった。が、北杜市大泉町のわが家は、まだ分厚い積雪に囲まれている。自宅からオフィスまでの道路は、平常通りとはいかないものの、車がスリップせずに通れるようにはなっている。ただし、道路の両脇にはまだ50センチほどの積雪が残っていて、片道1車線の県道を除くと、まだまだ道幅が狭く、車1台がようやく通れるという状態のところがほとんどである。オフィスの敷地内の雪も、これと似たようなものである。
 
 そんな中で、とても喜ばしいことに、オフィスに勤める本部職員の大活躍の様子が、ネット上で話題になっている。職員寮周辺のコミュニティーには高齢者も多く、そういう人々の中には、自宅に高々と盛り上がった積雪を自力で取り除くことが難しい人も多い。生長の家は、国際本部を北杜市に移転する目的の一つとして「地域貢献」を掲げてきたので、今回の大雪をそのよい機会ととらえ、渡辺重孝・環境共生部長を中心とした緊急事態対策チームを編成し、同市の災害ボランティアセンターに登録し、その要請にもとづいて雪かきなどの支援活動を展開してきた。
 
 例えば、23日の活動の様子を渡辺氏は次のように報告している--
 
①災害ボランティア依頼場所での除雪
 昨日の要請があった場所は、長坂の仲町区公民館のそばにある家で、一人暮らしの高齢の女性が足を悪くされて杖をついて生活され ている方でした。自宅まで自動車が通れず、雪が残る坂道を杖をつ いて歩いて買い物にいっておられる状態でした。
 今回の除雪で、通りまでの自動車の通行と自宅内で自動車の転回ができるようになり、歩道の近道も通れるようになりました。
 この方は、やはり長坂寮の皆さんが仲町区公民館を除雪したこと等を伝え聞いて、災害ボランティアセンターに電話して「できれば生長の家さんにお願いしたい」と依頼されたとのことです。
 10:50から作業をはじめて、一度昼食のためオフィスに戻り、あらためて13:30から14:30まで作業を行って終了しました。
 
②長坂商店街のセブンイレブン付近道路の除雪
 前記の作業を終えて帰ろうとしたところ、長坂商店街のセブンイレブン付近の道路が凍結していて近所の人がスコップで氷を割ることができずに大変苦労されていました。私達は、氷を砕く道具(アイスピッケル、バール、ツルハシ)を一通り持っていましたので、見過ごすことができず、車を降りて、もう1時間だけこの作業を応援しました。
 すると、仲町区のKさんが出てこられて、コーヒーやお茶をセブンイレブンで買って差し入れしてくださいました。Kさんは、長坂寮の開発申請で大変お世話になった方で、今回、生長の家の人が雪かきで地域貢献していることを大変喜んでくださっていました。
 氷を割るのは大変な作業でしたが、ご近所の方々と一緒に笑いながら作業することができて、大変良い交流をさせていただきました。 
 
 また、24日の活動については、こんな報告をしてくれた-- 
 本日は、国際本部7人と日本教文社1人の合計8人で活動しました。
 状況:甲斐小泉駅の近くで大型除雪車が入れない場所に家があり、高齢のご夫婦が10日間も外出できない状況でした。車は雪に埋もれたままで、家の裏手にある灯油タンクは屋根から落ちた2メートルほどの雪に埋もれてしまい、給油できない状況でした。
 食糧は、いつも1週間以上の材料を用意していたので、困らなかったそうですが、さすがに10日間を経過して材料がなくなったそうです。また、歯の治療に通いたくても通えなかったそうですが、ご自分達より困っている人がいると思い、助けを求めたのが昨日になったそうです。
 
 作業:8人で除雪作業を行い、車の進入路は除雪機を使いました。
  灯油タンクや自動車の掘り出しは手作業で行う必要があったのですが、今日の男性メンバーは力強い筋肉の持ち主が多かったため、1時間半の作業ですべてを完了しました。
   作業があまりにも早く完了したので、依頼された奥様は驚かれて、「土まで見えるなんて!」と大変感激されていました。早速、歯医者に予約されるとのことで、付近の道路状況についても質問されました。10日間も外出していないので、道路状況も全く分からないとのことでした。 
 
 渡辺部長によると、北杜市社会福祉協議会のサイトの情報から判断すると、「平日のボランティア人数の半分は、生長の家からの出動によるものである」ことが分かるという。私は最近、オフィスで会う職員の皆さんが、自宅の雪かきやボランティア活動のおかげで日焼けして、男性も女性も見るからに逞しくなり、目が輝いているのを見てうれしくなる。与える愛の実践は、人を喜ばせるだけでなく、自らの神性を実感し、精神面でも肉体面でも充実した生き方につながっていると確信できるからだ。 
 
 谷口 雅宣

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コメント

総裁先生 合掌有難うございます。

 すばらしい 愛行のおはなし 有難うございます。

うれしくて うれしくて たまりません。

       
         再 合掌

投稿: 山本 順子 | 2014年2月26日 (水) 08時21分

合掌有難うございます。いつも拝読させて頂いております。

ところで関西では中国からのPM2、5が酷すぎて景色も見えない、むせかえるような空気です(部屋でも咳込みますが)

私のような一般人には、購入したマンションを売って、簡単に引っ越す術もなく、お金もありませんので、綺麗な山での生活は羨ましい限りです・・・

夢のまた夢という感じで、ため息ばかり出ますが、PM2、5について、対策法というか、どうしたら良いのか、ご教授下さい。

本当に困っていますが、この空気は当分続きそうです。

よろしくお願い申し上げます。

再拝

投稿: 上田直子 | 2014年2月26日 (水) 23時11分

嗚呼なんと素晴らしい生長の家の皆様方でしょう~
総裁先生のお心が皆様に反映され 地域の皆様方の喜びが伝わって参ります。有難うございます。桝谷拝

投稿: 桝谷栄子 | 2014年2月27日 (木) 10時07分

総裁先生 合掌 ありがとうございます。

 生長の家の方々の雪かき奉仕活動、以前北杜市に居住していた者としたは嬉しい限りです。心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

 「いのちの環」48号に総裁先生の「クマさんと出会ったら?」を拝読させていただき、このメールとさせていただきました。
 
 私は8年前に八王子市に転居しましたが、その前の15年間は小淵沢町に居住し、八ヶ岳南麓で自然観察のガイドをしつつ、野生鳥獣の撮影に専念しておりましたが、ニホンツキノワグマは未撮影です。
 20数年前、地元猟友会より「南麓には定着グマはいない」と聞かされておりましたが、1998年の大雪の時ロイヤルホテル横の雪原で、約20cmの複数のクマの足跡を確認し、数年後の12月初旬には美しの森駐車場の雪原で約15cmの足跡を、年末には約25cmの足跡を観察しております。
 転居後も北杜市クマ情報に接しており、南麓にクマは定着したのではないかと思います。
 最近のクマは地球温暖化や冬眠するための食糧確保が難しく、「冬眠しない(できない)」「冬眠しても冬眠が浅い」のではないかと推察できます。
 98年の大雪の時は多くのシカが餓死しました。普段生息していない里にまで下りて来て餌探しをしておりました。今回の豪雪でも多くのシカやニホンイノシシが餓死するのではと心配です。
 いずれにしても豪雪は、人間や野生鳥獣にとっては厄介なものです。

再拝                    

投稿: 大作(おおさく)栄一郎 | 2014年2月27日 (木) 20時12分

合掌有難うございます。
21日に長崎北部教区の栄える会の平田会頭からお聞きしました。平田会頭は観光バスの運営をされていますが、北杜市から観光会社の方が営業で来られたそうです。そこで雪かきのボランティアに生長の家の職員の方がたくさん出られて、北杜市の方はたいそう助かって大変喜んでいますよ。と話されたそうです。生長の家は素晴らしいですね!といわれたそうです。・・・職員の方々は慣れない作業で大変でしたでしょうが九州の地にもすぐ喜びの情報が伝わっております。私たちもうれしさでいっぱいです。有難うございます。合掌

投稿: 長谷川千鶴子 | 2014年2月28日 (金) 16時04分

大作さん、
北杜市におられたのですか? 私は「大泉村」だった時代から山荘へ通っていました。豪雪で動物が餓死するというのは、悲しいことですね。実は昨晩この地方は濃霧がたちこめ、視界は10mほどでした。そこへシカの集団が民家の庭先まで下りてきていました。私の家の近くで2集団を見かけました。

投稿: 谷口 | 2014年2月28日 (金) 16時38分

長谷川さん、
そのニュースはFacebookで知りました。ありがたいことです。

投稿: 谷口 | 2014年2月28日 (金) 16時40分

総裁先生、合掌ありがとうございます。98年の大雪時は山梨県自然監視員でした。その関係上、観音平への林道や県営牧場上で若獣の大量死体を確認しており、長く細い脚が雪の深みに嵌まり込んでしまって動けなくなっての餓死ではと思われます。豪雪後のこれからが各地で餌探しのシカを見る機会が増えると思われます。大作拝

投稿: 大作(おおさく)栄一郎 | 2014年3月 2日 (日) 11時30分

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