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2011年5月 4日

早春に舞いもどる

 休暇をとって山梨県・大泉町の山荘に来た。東京を朝の6時過ぎに出て、9時半ごろ着いた。高地のため、まだサクラも咲いていない。が、やっと緑が広がり始めた土の上にタンポポが点々と黄色い花を散らし、フキノトウが花をつけて空を見上げているし、ツクシがつBranches んつんと天を突く。早春を再び体験できるというのも、いいものである。山荘に着き一服したあと、裏山のカラマツ林の様子を見に行った。近ごろは山荘へ行く機会も少なく、手入れをしていないので、林地が荒れていることは分かっていた。が、カラマツの枯れ枝が大量に落ちていて見苦しかったので、少し整備することにした。小一時間、独特に湾曲したカラマツの枝を拾い集め、2つの“山”を作ったところでくたびれた。“森の中”へ移転した後には、こういう作業をきちんとやる必要があるから、一種の“予行演習”としてやってみたが、なかなか手強いと思った。
 
 午後に、手作り家具の工房を見学した。前もって計画していたわけではなく、道路脇で出ていた看板を見て、ふと興味をもったのである。大泉町近辺には家具や工芸品を作る人が結構住んでいて、過去にも2~3カ所を覗いたことがあるが、今回の工房(と言うよりは、工房の経営者)には少し驚かされた。大きな一枚板のテーブルや椅子を作るだけでなく、本格的な漆塗りもする。それだけでなく、農業もし、趣味として植木や山野草を育て、ミツFukinotou バチも飼っている。ご主人も奥さんも気さくな人で、こちらから聞かなくてもいろいろ説明してくれる。それでわかったのだが、ハチミツには大抵、「アカシア」とか「レンゲ」など花の名前がついていて、普通はそういう花の蜜だけを集めて作ったと考えるが、それほど厳密なものではないそうだ。周囲にアカシアの花が咲いているときにハチが集めたものが「アカシアの蜜」とされるのだという。別の花の蜜が混じっている可能性はあるということだ。また、セイヨウミツバチはスズメバチにやられるが、ニホンミツバチはやられないらしい。
 
 年を重ねるほどに、自分の知らないことがどんなに多いかが分かる。“森の生活”の入門者には、学ぶことはいくらでもあるのである。
 
 谷口 雅宣

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コメント

合掌ありがとうございます。
総裁先生のブログは、現実社会への具体的な考え方を教えて下さるので大変有り難く感謝いたしております。
私は太陽光発電販売業です。訪販業者ではありませんが14年程前から取り扱っておりました。
今更の質問ですが、二年前の経済産業省の文章では、太陽光発電は『新エネルギー』と謳われていました。お客様には、今後の自然エネルギーの中心的存在になると思います、とお話ししていますが間違いないでしょうか?私自身はそのように信じておりますが。政府の状況が様々変わり、過去にあったように太陽光発電への注力の仕方が変わり、また下火になることは今後はないと思ってよいでしょうか?

投稿: 熊谷隆三 | 2011年5月 5日 07:21

熊谷さん、

 コメント、ありがとうございます。
 私は、再生可能の自然エネルギーの利用を大々的に増やさねばならないという話をしていますが、その考えを時の政府が採用するかしないかは、私に強制することはできません。日本は民主主義国家ですから、多くの国民が「そうだ。そうすべきだ」と考え、実際に自然エネルギーの利用に切り替えていかなければ、そういう時代にはなりません。現象世界は人々の心の反映ですから、そうならない可能性はあります。が、そうしなければ、人類の(現象的な)将来には希望がもてないと考えます。

投稿: 谷口 | 2011年5月 5日 14:54

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