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2011年5月 3日

幹部研鑽会と全国大会終わる

 生長の家の運動組織の恒例のビッグイベントが終わった。5月1日の第3回白鳩会全国幹部研鑽会、翌2日の第3回相愛会栄える会合同全国幹部研鑽会、そして今日の第63回青年会全国大会である。その準備のために28日以降、本欄は休載していた。

 今回の研鑽会・大会の特徴は、何といっても会場数の多さだろう。生長の家では“炭素ゼロ”を目指す立場から、行事形態を“中央集中型”から“地方分散型”に移行しつつあるが、今回はそれに加え、東日本大震災の影響を緩和し、東北地方の信徒を応援するため、岩手と宮城の両県に急遽会場を設けた。これによって白鳩会の研鑽会は、メインを埼玉県の大宮ソニックシティとして、札幌教化部、岩手県教化部、宮城県教化部、愛知県教化部、宇治別格本山、大阪教化部、愛媛教化部、福岡県教化部の9会場で同時開催した。また、相愛会・栄える会の合同研鑽会はメインを東京・代々木の山野ホールとして、札幌、岩手、宮城、宇治、愛媛、福岡の7会場で開催し、青年大会は同じ山野ホールをメインとして、札幌、岩手、宮城、宇治、福岡の計6会場で開催した。

 参加者数は、1日の行事が9会場の合計で6、595人、2日の行事は7会場合計で1、520人、今日の行事は6会場で計1、077人だった。3つの行事の合計で9、192人の方々が参加してくださった。これに、主催者側の実行委員や参加者のお世話をしてくだった人々を加えると、約1万人の生長の家信徒が連休返上でこのイベントに関わってくださった。行事推進にご尽力、ご協力くださった大勢の人々に、この場を借りて心から感謝申し上げます。

 さて、私のことだが、「怒濤のように」という形容がピッタリ来る。これは決して津波に引っかけて言うのではない。私は講習会で講話には慣れているはずだが、1時間の講話を3日連続してやるのは、「3つの高波を次々に越える」という感じである。私の講話の内容は、追って本欄や機関誌などで紹介していくつもりである。3日間の感想をひと言ずつ述べさせていただけば、それぞれの会がそれぞれの組織の特徴を出していて、いずれも良かった。白鳩会では、和やかな雰囲気の中にも信仰者の明るさに満ち、相・栄の研鑽会は、社会的に責任ある立場の人が多いためか、日本や人類の将来を考える真剣な雰囲気がみなぎっていた。一方、今日の青年大会では、純粋で真っ直ぐな心情に軽いユーモアも合わさった、独特な雰囲気が楽しく、また頼もしかった。
 
 全国の参加者の皆さん、また参加者を送り出してくださった方々、どうもありがとうございました。
 
 谷口 雅宣

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コメント

合掌ありがとうございます

昨日の青年会全国大会ではご指導ありがとうございました。

全国大会後にインターネットのニュースを見ていましたら、

 「アンパンマンのマーチ」が被災地などで大変な人気を集めている。

という記事がありました。
その記事を読んでいて、アンパンマンが昨日の講話にも通じると感じました。

アンパンマンは困っている人がいたら自分の顔をちぎって食べさせてあげて人々を救っていきます。
四無量心を包括しておりますし、またそのような行動がとれるというところでエンパシーが強いようにも感じます。
さらに、“めんどくい”ように見えても顔を新しくするのに、毎回一から作り直しています。
そして自然豊かな場所で森の仲間と幸せに暮らしています。


そのようなアンパンマンのような考え方をもって生活したいと感じました。

また、アンパンマンのマーチの一節の

 「なんのために 生まれて
  なにをして 生きるのか
  こたえられないなんて
  そんなのは いやだ!」

その通りだ!と感じました。


今回の全国大会で頂いた多くのメッセージを自分の生活で、仕事に生かしていきます。

青年らしく少しユーモアの入れた感想にしてみました(笑)

今後ともご指導よろしくお願い致します。

再拝

投稿: 平野明日香 | 2011年5月 4日 10:35

総裁 谷口雅宣先生 
合掌 ありがとうございます。総裁先生、白鳩会総裁 谷口純子先生におかれましては、3日間通してのご指導、本当にありがとうございました。私は宇治会場に参加させていただきました。会場が分かれておりましても、聖歌を全員で合唱するときなど、一体感をつよく感じました。同じ信仰を持つ同志・・・とりわけ幹部が結集しているのですから参加者の意識も高く、両先生のご講話も素晴らしく、あっという間の一日でした。谷口純子先生のご講話はとても温かく、「何故、森の中へ行くのか?」ということを私達信徒と同じ目線で解り易くご教示いただき、総裁先生の「面倒くさいは世界を救う!」のご教示には涙が出るほど笑いました。
私達、白鳩会は、相愛会、青年会と違って泊りがけで出かけるのが難しい人が多く、早朝から出発しての日帰りでしたが、帰りのバスの中でも皆さんと感動を分かち合いました。そして改めまして「我れ、神を選びしにあらず。神、我れを選びしなり」私達は神さまに選ばれて使命をいただいて、この運動に身を挺げさせていただいているのだと身の引き締まる思いがいたしました。
両先生には終日にわたり、ご指導いただきましたこと、心より感謝申し上げます。再拝  岡田さおり

投稿: 岡田さおり | 2011年5月 4日 19:29

合掌、
有り難うございます
尊師の御愛念が広く
世界に流布し平穏な
日々が世界の人々に
届きますように我々
誌友がブレない信仰
を續けることを誓い
ます

投稿: 宇都宮 暎 | 2011年5月 4日 19:42

 総裁 谷口雅宣先生 
   
 合掌 有難うございます。 
幹部研鑽会に 総裁先生からご教示いただきましたことに 感謝申し上げます。 喜びと感動は参加できる者へ
の最高の贈りもと有難く思います。今回 初めて参加
して下さいました、新支部長さんは「私、今 感動してます」と電話をいただきました。日を経過して、感動冷めやらず、誰かに伝えたかったのでしょう。喜びが増幅してまいりました。 宇治別格本山では総裁 谷口雅宣先生、谷口純子先生のご講話にスクリーンと思えない一体感の中、柔らかく、温かく、笑いあり "面倒くさい"は凄いことだったと解りました。組織の発表も、
素晴らしく、吾身を律して前進いたします。有難うご
ざいます。          合掌 足立冨代 

投稿: 足立冨代 | 2011年5月 5日 11:31

合掌 総裁先生素晴らしいご指導ありがとうございました。総裁先生ご夫妻のご講話で、人間が「効率、合理的なもの」に幸福を求めた生き方を追及してきたが、そこに幸福はなく、失うものがあってもそれに気づかなかったのが、今回の大震災により、日本人のみならず、人類が気づかせていただいたのだということを受け止めました。この私の受け止めは、今回のご講話だけでなく、大震災発生後、幾度にもわたってブログにお書きくださっていること(二つの「祈り」も含めて)や、白鳩会総裁 純子先生の新刊書『うぐいす餅とバナナ』の中から綜合して感じたことだと思います。(研鑽会の記憶に、これまでのご教示等が重なり合っています。)
 大自然が観世音菩薩として、「人間さん、今まであなた方が、歩んできた「効率、合理性を求める生き方」は自然を滅亡させ、幸福を遠ざけるどころか、取り返しがつかない方向に進んでいるのですよ!」とのメッセージとして、少々のことでは目が覚めない我々人間に、強烈なインパクトで教えていただいているのだということを。
 特に、総裁先生ご夫妻のご講話の中から、「高効率の中に幸福があるのではない」「急ぐ中には、恵まれていること・ものに気づくゆとりがない」「ゆっくりとした歩みの中に幸福がある、幸福に気づくことができる」「高効率の中には危険が潜んでいる、その最たるものが原発である」「原発依存はどんなに危険なことか」「地上系エネルギー源の活用で、原発によるエネルギーを補うことができる」「原発に代わるエネルギー源に懸念を抱いていた人も目が覚めたのではないか」などのご教示が心に深く残りました。
私に実行が苦手なお話もありましたが、遅れないようにしなければと思っております。
 そして、東日本大震災のことで、日本人の一体感、日本と世界の一体感の深まりを実感させていただき、我々日本人が忘れかけていた(失いかけていたように思っていた)「日本の国・人」のよさが蘇ったことの「共有」が広がったと感じたことも嬉しいことの一つでした。「反省」と「使命」を改めて感じさせていただいた研鑽会でした。三日間にわたるご指導ありがとうございました。
再合掌 石田 盛喜代

投稿: 石田 盛喜代 | 2011年5月 5日 20:44

皆さんへ、

 幹部研鑽会と全国大会の感想を寄せていただき、ありがとうございました。この際の私の講話の内容と同じものを、参加できなかった人々のために、別の文章として本欄に何回かに分けて連載します。

 

投稿: 谷口 | 2011年5月 6日 10:43

谷口雅宣先生

遅ればせながら、先日の全国幹部研鑽会でのご指導、誠にありがとうございました。私は相愛会・栄える会合同の研鑽会に宇治会場で参加しておりました。

ご講話のなかでご紹介いただいた「チェーンソーを使わない薪づくり」のご体験のお話は、『小閑雑感』Part2に書かれていたことだ!--とすぐにピンと来ました(帰宅後、確かめてみると、その178-181頁の記事だと分かりました)。と申しますのも、実は今年の2~3月頃にかけて、『小閑雑感』をPart1から少しずつ読み直し始めていたので…。

「効率とは別の価値」を、私自身の生活の中にも見出していきたい--と強く思った次第です。

山中優 拝

投稿: 山中優 | 2011年5月 6日 22:48

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