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2010年9月28日

単行本『“森の中”へ行く』を出版

Morinonaka_pur1  すでに9月1日号の『聖使命』新聞で報じられたが、表題の本が妻と私の共著として出版された。副題は「人と自然の調和のために生長の家が考えたこと」という長いものだが、この書の内容をよく言い表している。240ページの新書判の本だから、手軽に読んでいただけると期待している。中身は、6割が私、3割が妻、残りの1割は資料、という感じだ。この1冊を読むことで、生長の家がなぜ大都会から“森の中”へ行くのかという理由を、信徒はもちろん一般の読者にも理解してほしい、という気持で作られた。が、その決定にいたるすべてを1冊の本に収めることはできないので、「大筋の理解」が得られればありがたいと思う。
 
 6章立ての構成で、第1章は「自然と人間の調和は可能か?」という題のインタビュー記事だ。これは、普及誌『いのちの環』の今年3月号(vol.3)に載ったのと同じもの。続く第2~4章には、妻が普及誌に書いたエッセーと、白鳩会の幹部研修会などでの講話を収めてある。第5章は主として私のブログから採った文章で構成されており、第6章は私の最近の2回の講演を収めてある。1つは、昨秋11月の生長の家の記念式典での挨拶で、もう1つは、今春3月の立教記念式典でのスピーチである。これらすべては、生長の家国際本部を東京・原宿から八ヶ岳南麓に移転することの意義をそれぞれの角度から説明しているから、多角的な理解が得られると思う。巻末には、この決定と関係が深い基礎的資料を添付した。1つは、「四無量心を行ずる神想観」の新バージョン、2つめは2004年に決まった「“森の中のオフィス”構想の基本的考え方」、3番目は宗教法人「生長の家」の環境方針である。

 本書のカバー写真を見ていただくとある程度わかると思うが、左側は大都会、右側は里山の風景になっていて、今の日本人の生活環境の違いを際立たせている。一般には「田舎から都会へ」の人口移動が依然として続いているが、私たちはその逆を行くという決意を表現したつもりだ。また、口絵としてカラー写真3枚が使われている--①山梨県側から見た八ヶ岳、②オフィス建設予定地の森、③予定地周辺の紅葉、である。生長の家は、このような環境で“自然と共に伸びる”運動をさらに大きく展開していく、というメッセージを読み取っていただきたい。
 
 本書の「はしがき」は今年の8月16日に書いたものだが、それだけを取り出して私の電子ブックのサイトに登録した。そこには、私の本書出版の意図がもっと詳しく書いてあるので、読者の参考に供したい。
 
 谷口 雅宣

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