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2010年6月 6日

岩手の講習会で、当惑…

 今日は午前10時から盛岡市の岩手県民会館で生長の家講習会が行われ、県下各地から2,444人(前回比+102人、+4.3%)の受講者が参集してくださり、和やかな雰囲気の中で半日間、教えにもとづき世界のこと、人生のこと等を研鑽した。白鳩会、相愛会、青年会ともに前回より受講者が増加したことは、教区幹部・信徒の方々の熱心な推進活動の成果であり、誠にありがたかった。特に同教区では、1月に新しい教化部会館が落慶したことも重なり、組織が喜びに満ちて活性化していることが感じられ、今後の運動の進展が期待できる。ご尽力くださった皆さんに心から感謝申し上げます。
 
 ところで、今日出た質問の中に、私を一瞬当惑させるものがあった。それは、奥州市から来た53歳の男性からのもので、用紙には3つの質問が書かれ、そのうち2つがこういうものだった--
 
 ①総裁先生では夫婦ケンカがありますか。
 ②ある場合はどちらか先にあやまりますか。
 
 私はもう10年以上、講習会で各地を回っているが、こういう質問をされた記憶があまりなかった。だから一瞬、当惑したのだが、本当のことを答えるほかないから、答えることにした。その内容を全部今ここで再現できないが、簡単にまとめるとこうなる--
 
 ①「夫婦喧嘩」という状態をどう定義するかにもよるが、一般にそれに該当すると思われるものは、現在は、年1回あるかないかである。ただし、結婚当初の3年間ぐらいは、もっと頻繁にあったと思う。というのは、それまで30年近く別々に生きてきた男女だから、生活の仕方、習慣、ものの考え方などに違いがあるのが当然で、夫婦生活の当初は、それらを2人独自の調和あるものにするための“調整期間”であるからだ。これをうまく経過できれば、夫婦関係は長続きするが、できない場合は離婚にいたることもあるだろう。
 
 ②どちらが先に謝るかは、ケースバイケースだと思う。ただし、近頃の場合は、どちらかが明確に「謝る」ことをしなくても、どういうケースでどういう行き違いが起こるかを、お互いが察知できるようになっているから、事後、ある程度の時間が経過した後に、双方から関係修復に乗り出して、事なきにいたることが多い。しかし、結婚当初は、結構はげしくぶつかり合ったこともある。これは肉体的にぶつかり合うのではなく、意見を言い合うのである。これをきちんとする方が、問題点をうやむやにするよりいいと思う。なぜなら、互いをより深く理解することにつながるからだ。
 
 --まあ、私はこんな感じの回答をして、この場を切り抜けたのだった。そのほかの質問にも、なかなか中身の濃いものもあった。それらについては、いずれどこかで紹介する機会があるかもしれない。
 
 谷口 雅宣

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コメント

 日本教文社から出ている「夫婦愛の正しいあり方」というビデオで雅春先生がインタビュアーから「先生は夫婦げんかされるんですか?」と質問され、先生は「意見の相違というのはありますなあ」とお答えになってました。

 雅宣先生が「それらしきものは年に一回あるかだが新婚当時は頻繁にあったと思う」「けっこう、ぶつかる事もあった。黙っているより、お互い意見を言い合う方が良い」とお答えになってますが大変、畏れ多いですが実は吾々夫婦も同様です。

 私は手こそ挙げませんでしたが怒る時はかなり激しくなり、衝突もありましたが、ここ数年はそういうのは年に一回あるかないかです。やはり、先生が仰られている様に相手の価値観、考え方と自分のものとの相違があったのだと思います。

 ところで今年の生光展に応募致します。高さ40センチほどの頭像の彫塑で、モデルは妻です。私も大学時代からやめていた芸術活動をここ最近再開する事が出来ました。

投稿: 堀 浩二 | 2010年6月 7日 10:27

総裁先生

 このたびの先生ご夫妻の「夫婦喧嘩」は「調整期間」である。とのご指導にいたく感動しました。と申しますのも、私は昨年1月15日に総本山で結婚し、夫婦で教化部に勤めているにもかかわらず「夫婦喧嘩」をしており、とてもバツが悪かったのです。
 しかし、総裁先生の新婚時代の夫婦喧嘩は、「必要な調整期間」だから(たとえ激しくとも?)意見を戦わせて互いを知ることが重要、そのことが後にトラブルを未然に、または軽度のうちに修復させる「軌道修正力」になると考えると、これまでの「夫婦喧嘩」も有意義なことに見え、安心しました。
 また、ここでは夫婦がモチーフですが、人間関係すべてにおいて当てはまる大切なことを教えていただきました。教化部長先生も感銘を受けたとのことで、よく実践するようにいわれました。総裁先生、このたびは本当にありがとうございました。
 

投稿: 青木 繁和 | 2010年6月11日 20:09

青木さん、

 お役に立てて何よりです。
 夫婦ゲンカはたまにはしてもいいですが、俗に「犬も食わない」と言うように、すぐに仲直りして、ウソみたいな仲良しになってくださいネ! そして、だんだん回数が減るのがいいですね。健闘を祈ります。

投稿: 谷口 | 2010年6月12日 22:42

総裁先生

 先生からあたたかいお言葉を頂戴し、父も妻も大変感動しております。一昨日は相愛会の会議で、昨日は地元誌友会で仲間にも感動が拡がっています。夫婦仲良く「ひとつの道」を歩んでまいります。
頓首合掌

投稿: 青木 繁和 | 2010年6月14日 09:57

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