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2010年4月12日

再びアイポッドを買う

 生長の家が運営しているSNSサイト「ポスティングジョイ(Postingjoy)」で会った人の中に、米アップル社のアイポッドを使って絵を描いている人がいる。その人の絵を見た当初、私は「アイポッドで絵を描く」という意味がよく分からなかった。というのは、アイポッドとは携帯型音楽プレーヤーだと思っていたからだ。ところがよく調べてみると、最新型の「アイポッド・タッチ(iPod touch)」という機種は、立派なパソコンなのである。つまり、音楽が聴けるだけでなく、ビデオも見れるし電子書籍も読め、ゲームもでき、インターネットも使える。だから、ソフトさえ入手すれば絵を描くことは問題ないらしい。ただし、大きさが昔のものと同サイズで、縦11センチ、横6センチほどしかないから、「超小型のスケッチブック」という感じだ。だから、スケッチ以上のものは期待できないだろうと思った。だが、この“超小型”という点に私は魅力を感じた。どこへでも持って行けるし、絵具も筆も水も不要だからだ。

 アイポッドについては、かつて本欄で2回(2006年12月27日2008年6月16日)ほど書き、その文章が『目覚むる心地』(2009年)という本にも収録されたから、私がそれにあまり好意的でないことを知っている読者もいるだろう。その理由を端的に言えば、「音楽を聴きながら○○をする」という“ながら族”のライフスタイルが、生長の家が提唱している日時計主義と矛盾するからだ。しかし、この携帯型音楽プレーヤーがパソコンに進化してしまったならば、“ながら族”以外の使い途が大きく開かれる。多くの読者がご存じのように、私はスケッチをしたり絵封筒を描くから、こちらの方面で使えるかもしれない。もしそれがダメでも、電子本を読んだりニュース番組の視聴にも使えるだろう--というわけで、先日ついに1台買ってしまった。そして今、新しいオモチャを得た子供のように、試行錯誤しながら試している。

 私のアイポッド購入の理由には、もう1つある。それは、同じアップル社の「アイパッド(iPad)」という製品が今、アメリカで大変なヒットをしているからだ。これは簡単に言えば「キーボードのないパソコン」である。すべての操作を、画面を指で触れることで行う。この新しい操作法が、大変使いやすいと評判なのだ。また、注目されているのは、これで「本が読める」という点だ。私はすでに米アマゾン・ドット・コム社の携帯型電子本リーダー「キンドル(Kindle)」を持っているが、これとアイパッドの普及によって「世界に書籍の“流通革命”が起こる」などと騒がれている。日本でもそれに備えて、大手出版社と取次店が協力して電子書籍の流通・販売のための新制度を作ろうという動きがある。アイポッドは、そのアイパッドの小型版だと思われるから、これを使っておくことでアイパッドの上陸(1カ月後?)の影響評価がある程度できると考えた。“文書伝道”を柱の一つとしてきた生長の家は、この大きな流れを無視することはできないだろう。Img_0001
 
 ところで、この新型アイポッドで絵を描くとどうなるかは、ポスティングジョイの「絵手紙・絵封筒」のコミュニティーの「PC画」のコーナーで逐次、ご披露するつもりである。ここには、“はじめの一歩”で描いたメモを掲げておく。その稚拙さを大いに笑ってもらいたい。しかし、何ごとも一歩から始めねば始まらない、などと唱えつつ……。
 
 谷口 雅宣

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コメント

ありがとうございます。
「ポスティングジョイ(Postingjoy)」の「PC画」のコーナーも確認しました。
絵を描くのにあまり興味のない私ですが、絵を見るのは好きです。
タッチペンも付いているのですか?
少し難しそうにも感じられるのですが…。

投稿: 国枝基広 | 2010年4月13日 12:02

国枝さん、

 タッチペンはありません。画面を指でこするだけです。難しいことは確かです。まあ、道具は“馴れ”の要素がありますから、気長にいきます。(笑)

投稿: 谷口 | 2010年4月13日 18:12

ありがとうございます。
私は iPod touchに携帯電話機能の付いたiPhoneを使っています。
まさに多機能ミニパソコンといったところで、どこにでも持って行け、小閑雑感もiPhoneで見ています。PC画にも挑戦したいと思います。

パソコンとも簡単にデータのやりとりができ、wordの文章を転送し、講話原稿にしたこともあります。プレゼンも可能なので、ノートパソコンの代わりとしても使えるかも。

投稿: 近藤静夫 | 2010年4月15日 05:11

近藤さん、

 お久し振りです。そうですか iPhone ですか。私の子供も2人までそれを使っています。iPod touch と e-mobile との連動ってできるのでしょうか?

投稿: 谷口 | 2010年4月15日 10:55

総裁先生、

wifiがつながる環境であればiPod touchでWebページ閲覧やメールができます。skypeアプリで電話もかけることができます。

投稿: 近藤静夫 | 2010年4月15日 16:17

近藤さん、

 ありがとうございます。e-mobile の新しい機種「D25HW」というのが小型Wifi機で、これを使えばiPod touch でネット利用ができると知りました。

投稿: 谷口 | 2010年4月15日 18:05

総裁先生、

ペイントアプリは何をお使いですか?探してみましたが無料のものは無いようです。

投稿: 近藤静夫 | 2010年4月16日 20:08

近藤さん、

 ペイントアプリですが、Autodesk の「Sketchbook mobile」というものです。無料の試用版がありますが、画面のサイズ(解像度)が小さく、筆などの道具の種類も少ないものです。すぐに有料版に乗り替えました。

投稿: 谷口 | 2010年4月16日 22:00

総裁先生、ありがとうございます。
私もiPhoneで「Sketchbook mobile」をつかってみています。なかなか面白いものです。もともと絵心があまりありませんので、紙のスケッチブックを持ち歩くには、ハードルが高いのですがiPhoneはもっていても気にならないのでたまに描く練習をしております。でもまったく上手にはなりません。画面が大きい方がうまくいきそうな気がしておりました。そうしたところ、iPad版の「Sketchbook」の動画がございましたので見てiPadに注目し始めております。その動画をご参考までにご紹介申し上げます。
http://www.youtube.com/watch?v=uZ44S17mHO4
iPadにはそのほかにも面白いアプリがあるようです。例えば
http://www.youtube.com/watch?v=l5yKw2cYDWg
などです。楽しみな時代になったと感じております。

投稿: 楽太郎 | 2010年4月17日 13:37

楽太郎さん、
 iPad のアプリについての情報、ありがとうございました。iPad は少し大きくないでしょうか? Kindleぐらいのサイズだといいのですが……。

投稿: 谷口 | 2010年4月17日 21:37

総裁先生、ご返信どうもありがとうございます。

>iPad は少し大きくないでしょうか? Kindleぐらいのサイズだといいのですが……。

いま通っているiPhoneアプリスクールで講師の方がiPadを触らせてくださいました。そのときは私は大きいとは思いませんでしたが、いま思えば持ち歩くにはちょっと大きいかもしれません。先生がおっしゃっているKindleはDXではないように思いますので、そうであればKindleのサイズは191ミリ×135ミリ×18ミリになります。一方、iPadは242.8ミリ×189.7ミリ×13.4ミリですので結構大きいかもしれません。米国ではすでに板状の電子ブック端末がいろいろ出ているようですし、今後は、iPhoneやiPadのようなスマートフォンやモバイル端末もいろいろな形で出てくるとのことです。そうすれば、Kindleぐらいの大きさのモバイル端末も出てくるように思えます。今回発売になったiPadは電子書籍用の端末と言うよりも、パソコンの代わりをめざした面が多いような感じがしております。とりあえず、「Sketchbook mobile」で描いた拙画をポスティングジョイにアップしてみました。どうぞ笑っていただければ幸いです。
http://postingjoy.com/communities/23/events/show/66

投稿: 楽太郎 | 2010年4月18日 20:03

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