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2009年11月 1日

桜島の火山灰

 今日は鹿児島市で生長の家講習会が開催された。妻と私は前日から鹿児島入りしていて、その日は晴天で夏を思わせる暖かな気温だった。鹿児島県のシンボルである桜島は、普段より多く噴煙を吹き出している、と出迎えの人が教えてくれた。しかも、南風が吹いているため、鹿児島市内に火山灰が降るのだという。そして、そういう日が2~3日続くと、同市内には雨が降って灰を流してくれるのだそうだ。その時はこの話を「へえー」っと思って半信半疑で聞いていたが、翌日になって本当に雨が降ったから、驚いた。そして、講習会が終る頃には再び晴天となった。
 
Haitohana  桜島の火山灰と雨との関係を聞いたとき、ロシアか中国が大きなイベントのある日を晴天にするために、事前に人工雨を降らせるという話を思い出した。ウィキペディアで調べてみると、雨や雪が生じるためには、雲の中に氷の粒ができる必要があり、その氷晶を作るものは空気中に浮かぶ微小な粒子だと書いてある。そして、この微小な粒子とは、「主に海の波飛沫で吹き上げられた塩の核であり、他に陸上から生じた砂塵などの粒子もある」とあった。だから、桜島から吹き上げられた火山灰が、氷の結晶ができる“核”になる可能性はあるのではないか、などと素人考えで想像する。
 
Sunadashi  桜島の火山灰はとても細かいそうだ。だから、桜島に住む人々の家には樋(とい)がないらしい。火山灰が雨で流れずに、樋を詰まらせてしまうのだ。そう言えば昨日、宿舎のホテルの周りを歩いたとき、道路脇に「克灰袋」を置く場所を指定する標識があるのを見つけた。自宅の敷地内に降った火山灰を集めて回収し、建設資材の一部に利用するのだそうだ。そのための袋を「克灰袋」と呼ぶのが、おもしろい。「灰を克服する」という意味だろう。それほど、火山灰はこの地の人々の生活圏に深く侵入してくるのだろう。黒い自動車が灰白色になっていた。植物の葉や花にも灰が積もって、色が変わっていた。戸外を歩いていると、時々目に何か細かいものが入った。そんな中でもジョギングをする人の姿を見かけたから、健康上の問題は深刻でないのかもしれない。
 
Graycar  活火山とともに生きるというのは、なかなか大変なことだと感じた。が、火山があるために、他の地域では味わえないよいこともあるはずだ。講習会の終了後に、鹿児島市の北方にある「仙巌園(せんがんえん)」という所へ寄った。薩摩藩の第19代藩主、島津光久の別邸跡を一般公開しているところで、約5万平方メートルの庭園と立派な平屋の屋敷とは、桜島を正面にして造られている。説明書には「錦江湾を池に、桜島を築山に借景した雄大な庭園」とあるから、昔の人たちがこの山をいかに愛していたかが分かる。噴煙を出しながら刻一刻と表情を変える山が、いつも目の前にあるのとないのとでは、きっと自然に対する考え方や生き方も変わってくるのだと思う。
 
 谷口 雅宣

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コメント

合掌ありがとうございます。

昨日はご指導頂き、心より感謝申し上げます。

鹿児島は今日から気温がグッと下がり、上着が必要な気候となってきました。

頂いたご指導を胸にこれからも明るく楽しく青年会活動に、人類光明化運動・国際平和信仰運動に邁進して参ります。

何よりの力をいただきました。

本当にありがとうございました。

感謝合掌 
教区青年会委員長 上川幸子拝

投稿: 上川幸子 | 2009年11月 2日 15:58

合掌ありがとうございます。

遅くなってしまいましたが、鹿児島でのご指導ありがとうございました。

実はコメントを初めて書かせて頂きます。
今まで気になりながらも緊張してしまい見送っておりましたが、今回はどうしても嬉しさ、感動、勇気を頂き、是非とも感謝の気持ちをお伝えしたく、コメントさせて頂きました。

今回の講習会は、私が青年会員になって初めての講習会でした。
教化部長をはじめ青年会委員長や先輩方、仲間の皆さんのご配慮を頂き、じっくりとしっかり講話を聞かせて頂くことができました。

真ん中の前で気が付けば身を乗り出しながら聞いておりました(笑)とても丁寧で、時にユーモアもあり、分かりやすく感激で胸がいっぱいになりました。
帰りには早速、絵手紙の道具を購入し
「決意の空」と題した絵手紙を描いたことでした。

私がこれまで、多くの方々に頂いた愛を、今度はお返しできますように。
また、鹿児島の青年会が益々輝きますよう、ご指導頂きましたことを胸に日時計生活で活動させて頂きます。

長くなりましたが、本当にありがとうございました。

感謝合掌
鹿児島教区青年会員原田佳児拝


投稿: 原田佳児 | 2009年11月 6日 09:54

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