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2009年10月16日

シイタケを収穫

Shiitake101609 「秋にはキノコが出る」というのは言わば当り前である。が、わが家の庭に寝かせておいたホダ木からは、もう出ないものと思っていた。なぜなら、古い木だし、朽ちて崩れてしまったものもあったからだ。が、今朝、様子を見たらシイタケが出ているではないか。小躍りしたい気分になった。実は、箱根に行く前に、小さな白っぽい“芽”が2~3粒出ているのに気づいていた。が、こんな速く成長するとは予想していなかった。多分、雨と雷のおかげだろう。
 
 雷のことを書くと、「迷信くさい」と思う読者がいるかもしれない。私も最初、そう思った。この話を最初にしてくれたのが、大泉町の山荘にホダ木を収めに来た業者の人だった。いわゆる“刺激法”で芽を出させる話を聞かせてくれて、「雷が鳴っても出る」と言ったのだ。口にこそ出さなかったが、私は「ご冗談を…」と思ったものだ。ところが、何年もホダ木とつき合っていると、雷鳴と“発芽”との関係を思わせることが確かにあった。「偶然の一致」の可能性はもちろんある。が、菌類の習性について全く無知な私だから、「雷鳴と発芽は無関係」と断定するわけにもいかない。それに、「関係がある」と思っている方が何となくロマンチックな気分である。

 過去の記録を調べてみると、2005年の10月5日の本欄に、ホダ木からシイタケの芽が出たとある。その年の春に“種”を撃ち込んだホダ木を7本買ったらしい。ということは、もう5年目のホダ木なのだ。中身の栄養をほとんど吸い取られているから、購入時よりずっと軽い。そして、うち3本ほどはもう崩れてしまった。だから、その木は疑いもなく「老木」であり、朽ち果てる前に“花”を咲かせてくれたのだ。「よくぞ頑張った」という気がする。傘が適度に開いていた4個を収穫し、あと数個は翌朝に回すことにした。
 
 谷口 雅宣

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コメント

合掌 キノコの傘(子実体)の生成と雷の関係はかなり以前から研究されています。シイタケについても日本菌学会の学会報告や論文にあったと思います。また、どの程度の高圧電流で、子実体が形成されるかということも調べられていたように思います。物理的な刺激で一部のキノコに子実体は確かに出来るようですが、全てではなく、松茸の子実体はまだ出来ません。生体はもうちょっと複雑のようで、今後の研究が楽しみです。私は、化学の面から生物(カビ)の形態変化に興味を持っています。キノコの傘が、ある日急に出てくる現象はやはり感激です。野沢幸平 拝

投稿: 野沢幸平 | 2009年10月18日 23:59

野沢さん、

 ホント……ですか! 知りませんでした。キノコの菌は電流の刺激で傘を伸ばすのですか~。すると雷雲は“吉兆”ということにもなりますネ。面白い情報、ありがとうございます。

投稿: 谷口 | 2009年10月19日 11:57

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