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2009年7月 6日

生長の家総本山で“炭素ゼロ”を実現

 本欄の一部の読者にはすでに旧聞に属することかもしれないが、長崎県西海市にある生長の家総本山は、昨年度において“炭素ゼロ”を達成した。“炭素ゼロ”とは「カーボン・ニュートラル」とも言われ、ある事業所におけるすべての活動から、実質的に二酸化炭素が「ゼロ=排出されない」ということである。これが達成されれば、その事業所は地球温暖化に加担しないで業務を継続することができると見なされる。生長の家では、教団全体の活動を“炭素ゼロ”にすることを目標にして運動を進めているが、ひと足先に総本山が単独で、その目標を達成したことになる。
 
 この話は、4月の初めに同本山の菅原孝文総務(当時)からメールで報告を受けていたのだが、各種の事情で本欄で取り上げることができなかった。また、同総務のメールの文面が“遠慮がち”だったことにも原因がある。その事情を説明すれば、今回の同本山の“炭素ゼロ”達成には、当地で行われる団体参拝練成会に参加する全国の幹部・信徒の皆さんが、いわゆる「炭素ゼロ旅行」を率先して実行してくださったことが大きく寄与しているからだ。もちろん、同本山での省エネ努力も継続されているが、それによるCO2排出削減量よりも、「炭素ゼロ旅行」の採用による削減量がはるかに大きかった。そういう意味で、本欄の読者の皆さんの御協力に、この場を借りて篤く御礼申し上げます。ありがとうございました。
 
Souhonzancn5  具体的な数字を示せば、昨年度の同本山のCO2排出総量は111万1,652kgで、うち事業所からの排出分は59万601kg、団参参加者等の移動による排出分は52万1,051kgだった。これに対し、同本山の森林が吸収するCO2の量は117万8,528kgだから、吸収量が排出量を6万6,876kg上回ったことになる。これにより、同本山の活動が、微量ではあるが、大気中のCO2の総量を減らしたことになる。ちなみに、団参参加者等の移動によるCO2排出量は、平成18年度は約120万kgだったが、19年度には約94万kgに減り、昨年度は52万kgになったから、3年間で半分以下に減ったことになる。一方、事業所からの排出分も減少し続けており、平成18年度は約70万kgだったのが、19年度は61万kg、20年度は59万kgだった。同本山では、「今後、森林の適正な育成と事業所からのCO2排出量のさらなる削減、灯油に代わる代替燃料などの活用で、地球温暖化防止に貢献してまいります」と言っている。
 
 総本山の場合は、約80万坪もある森林が温室効果ガスを吸収してくれるため、“炭素ゼロ”が比較的容易に達成できた。しかし、東京の本部会館の事務所となると吸収量はほとんどゼロだから、排出権購入や植林等の別の手段で“炭素ゼロ”を達成しなければならない。各地の教化部でも、事情はあまり変わらないに違いない。
 
 
 谷口 雅宣

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コメント

 合掌 

 「生長の家総本山で炭素ゼロ実現」誠におめでとうございます。

 ちょうど七夕の時期にこのニュースにふれることができたことをうれしく思います。
(七夕とは余り関係無いかもしれませんが、私は、うれしいことを重ね合わせて喜んでいます。)

 総裁先生のブログを拝見しまして、ハッと気付いたことがありました。
 それは、私は、炭素ゼロの旅行を心がけていなかったということでした。何故、そうなったかは、理由にならない理由ですが、切羽詰ってあわただしく行き来したからです。が、今後は、炭素ゼロを心がけることとします。

 再拝

投稿: 志村 宗春 | 2009年7月 7日 21:27

6月の団体参拝練成会に参加した時に、総本山の職員の方から非常にわかりやすいプレゼンをして頂いてこの総本山の“炭素ゼロ”達成の過程を聞きました!!
プレゼンの仕方もすばらしかったからですが、与えられた高い目標に対して、ええええっと戸惑うのですが、いやできると進み、そのためのプランやアイデアを出し、協力・努力を重ねての目標クリア(しかも早期で)は、はっきりいって爽快でした。私はそのとき、このように人類光明化運動・国際平和信仰運動も進んでいくぞ!と心に決意しました!!
総本山の皆様、すばらしいお手本を示して下さってありがとうございます!!感謝合掌

投稿: GEN | 2009年7月 9日 08:54

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