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2009年6月 1日

タンポポとツツジ

Tampopo  昨日は釧路教区での生長の家講習会があり、夜遅く帰京した。札幌以外の北海道の空港は最近、便数がずいぶん減ってしまったから、午後10時すぎに羽田着の最終便で帰った。帰宅は11時ごろだった。こういうケースは、しかし珍しい。今年度初めての北海道での講習会だったが、澤田教化部長をはじめとした釧路の幹部・信徒の方々が明るく推進してくださったおかげで、朝から小雨が降っていたにもかかわらず、前回より55人(5.6%)多い1,044人の受講者が集まってくださった。誠にありがたく、この場を借りて同教区の皆様に感謝申し上げます。
 
Aseriaikush  30日は最高気温が13℃、最低は7℃という事前情報の通り、なかなか寒かった。が、カーディガンとコートを着て夕方の港町を散策した。この地は春なのである。町のあちこちの草地には、大型のタンポポが所狭しと見事に咲いている。桃色の大輪のツツジも満開だった。街路樹のサクラは終ってしまったようだが、ヤエザクラの花がまだ残っているのがうれしかった。南北に長い日本列島を講習会で回っていると、こうして季節を何回も経験できるのが“役得”の1つである。

 「クーちゃん」という名前のラッコが釧路川に滞在していたというので、宿舎のホテルに隣接した土産物売り場には、ラッコの縫いぐるみはもちろん、クーちゃんをかたどったお菓子やパン、アクセサリーなどが数多く売られていた。釧路川に出現してから約3カ月で姿を消したらしいが、短期間によくこれだけの商品を開発するものだと感心した。そのラッコが、今度は“恋人”と一緒に150キロ離れた納沙布岬に姿を現したらしいという記事が、31日付の『釧路新聞』に載っている--
 
「【根室】クーちゃんに新たな恋人か--。28日午前4時ごろ、根室市の納沙布岬で、クーちゃんと思われる雄のラッコと、雌と思われるラッコが仲むつまじく岩の上でじゃれ合っている姿が確認された。17日にも同所で、雌と思われるラッコとじゃれ合う姿が確認されているが、今回のラッコは、17日のラッコが毛色が白く高齢の個体で、左目の下に黒い斑点があったのに対し、今回のラッコにはその斑点がなく、毛色も黒く4歳前後の若い個体と思われる。」

 動物は「動く物」と書くから、どこへでも好きなところへ動いていく。それで一向構わないのだが、人間の方は「行かないで」「もどって来て」と執着する。でも、来てほしくない動物もいる。釧路の人に聞いた話だが、温暖化の影響だろうか、最近は冬になってもクマが冬眠しないのだそうだ。そして、人家に入って冷蔵庫を開け、ビールの缶に爪を立てて中身を飲むのだそうだ。何か信じられない話だが、そのうち冬になると、酔っ払いグマが北海道や東北の町に出没することになるかもしれない。そういえば、もっと南方では、クジラが湾内に迷い込んだといって、人々は最近までその動向を心配していた。

 これに対し、植物の方は動かないから、花が咲き終わっても人間は心配しない。来年もかならず咲くと信じているからだろう。でも、温暖化にともなう気候変動が激しくなれば、植物の種類によっては、花が咲かない年が来るかもしれないのだ。
 
 谷口 雅宣

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コメント

今の季節、北海道は美しいでしょうね。昔、祖父が生きていて北海道に住んでいた頃に、小旅行をしたことがあります。
クーちゃん、かわいいですよね。
花も動物も本当に愛らしい。
人間は彼らに迷惑をかけてはいけないし、守り育てる良き友人になりたいものです。

投稿: 岡本淳子 | 2009年6月 2日 10:40

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