« タケノコを掘る | トップページ | ウサギとカメ »

2009年4月12日

家族で夕食会

 日曜日の今日は、久しぶりに家族5人が集まって夕食会をした。たいていの場合、日曜日は日本のどこかで生長の家の講習会があるから、妻と私は東京にいないことが多い。一方、3人の子供たちは、普通に月曜から金曜までが仕事の生活をしている。家族が集合するのは、だから今日のような“普通でない”日曜日になってしまう。特に何かの記念日というわけではないが、新年度も始まった好天の日に集まって楽しいひと時をすごした。
 
 夕食会は「母さんの手料理」を望んだ長男の要望にこたえて、わが家でやった。彼は仕事上、人との付き合いが多いので、外食主体の食生活だから、たまにはということだろう。私は「母さん」だけでは“男の名折れ”とばかりに、にわか“寿司職人”を名乗り出た。本欄では何年も前に私の寿司をご披露したことがあるが、最近は台所に立つ機会がめっきり減ったので、あれから特に進歩しているわけではない。ただ親の気持を表現したかったのである。
 
Sushi0409  もう1つ、したいことがあった。それは、旬のタケノコとシイタケを使った“野菜寿司”なるものに挑戦したかったのである。これは、妻が持っている弁当作りの本の中に写真入りで載っていたものだ。料理研究家の中村成子さんの本で、中村さんの母親が「田舎の姑から教わった」という野菜ばかりの祭り寿司がいかにも美味しそうだった。中村さんによると、当時はシイタケ、ニンジン、レンコン、サトイモ、ゴボウなどの煮しめを作った“残り物”を使ったという。しかし私の場合、“残り物”をまず作るというわけにもいかないので、庭で掘ったタケノコと妻の父が原木栽培で作ったシイタケを使おうと思ったのである。妻は、その他の具として、タイ、ハマチ、カツオ、ホタルイカ、ウニを用意してくれた。

Sushi04092  ところで“野菜寿司”の出来栄えだが、正直「成功」とは言いがたかった。煮しめと酢飯の合わさった味はおいしいのだが、ご飯と具とがくっつかずに分離してしまう。それでもシイタケの場合、肉詰め式にキノコの傘でご飯を包めばうまくいく。が、タケノコはご飯の上に載せたまま、落ちないように注意して食べるほかなかった。しかし、これらは“愛嬌”ということで、誰も文句を言わないで食べてくれるところは、家族のありがたさである。
 
 谷口 雅宣
 
【参考文献】
○中村成子著『お弁当絵日記1000日』(文化出版局、1987年)
 

|

« タケノコを掘る | トップページ | ウサギとカメ »

コメント

海苔でバンド状にしてぐるっと留めてみてはいかがでしょうか。。。

投稿: はぴまり☆ | 2009年4月14日 10:34

はぴまり☆さん、

 それはいいアイディアですね。今度、機会があったらやってみます。(タケノコは来年かなぁ~)

投稿: 谷口 | 2009年4月14日 13:29

家でおすしを作ってしまうのはいいですね!うらやましいです。おすし大好きです。( ̄ー ̄)ニヤリ

投稿: 奥田 健介 | 2009年4月14日 14:37

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« タケノコを掘る | トップページ | ウサギとカメ »