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2009年3月27日

コイを買う

 昨日は木曜日の休日だったので、妻と2人で多磨霊園へ墓参に行った。国道20号線から入る霊園前の道路沿いには、立派なサクラ並木が枝をアーチ状に拡げて続いているが、まだ開花し始めたばかりだった。それでも、園内のシダレザクラの中には満開のものがあり、青空を背景に白く堂々と輝いていた。墓参を終り、近くのホームセンターに寄った。妻がこまごまとした日用品を買ったあとで、2人でペット売場へ行って小型の錦鯉を3尾買った。庭の池に入れて飼うためである。
 
 わが家の池には、すでに大型のコイが1尾、中型が1尾、小型のコメットが3尾いた。これらは、池の南側の間際に大型ビルが建った中でも生き抜いてきた。私は、このビルが池全体に影を落とすので、今後池には魚は育たないと思っていた。が、5尾はどうにか育ってくれており、特にコイは明らかに成長しているので、仲間を増やそうと思っていたのである。
 
Fishpond  3尾のコイは、女性店員が2つのビーニール袋に水槽の水と一緒に入れ、その上から酸素を注入して密閉してくれた。この酸素がどのくらいもつか訊かなかったが、私たちはその後、深大寺近くのソバ屋へ向かった。このソバ屋が案外混んでいて待たされたので、食事中もコイたちに必要な酸素量が気になっていた。が、幸い、家に帰って3尾を池に放すと、最初は戸惑った様子のコイたちも、すぐに2尾が“先輩”のコイたちと合流した。ところが残りの1尾は、岩陰に身をひそめてじっとしている。まるで「知らないところはコワイ」と感じ躊躇しているように見える。個々の魚に「性格」のようなものがあるとは考えにくいが、このコイは明らかに“臆病者”に見えるのである。結局、5分ほど後に、3尾目のコイも体を動かし出し、やがてゆっくりと池の中央へ進んでいって、新しい仲間と合流したのである。恐らく水温の差が大きかったので、この1尾については、体の諸機能の調整に時間がかかった--というのが私たちの解釈である。
 
 3尾のコイたちの、これからの成長が楽しみである。

 谷口 雅宣

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