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2009年2月14日

バレンタインデー

 今朝、6時前のNHKのラジオ放送を聞くともなく聞いていたら、女性の気象予報士が「今日の天気は昨日と同じように荒れて、強い風も吹くでしょう」と言ったあとで、
「チョコレートを届けに行くかたは、十分気をつけてください」
 と言った。
「えっ、何に気をつけるの?」
 と私が言うと、妻が何か答えたが私には聞きとれなかった。だから、「風に飛ばされないように」ってことだろうと思って、私は大声で笑った。
 発言したご本人がユーモアのつもりで言ったならば、なかなかセンスがある。が、そうでなかった場合は、相当やせ型の人なのかと思ってしまう。

 この不況の中でも、チョコレートは売れ続けていると聞いた。最近は“逆チョコ”というのがあるそうで、男から目当ての女性に渡すのがはやっているらしい。女性の経済力がつき、相対的に男性の立場が弱くなってきたことと関係があるに違いない。が、バレンタインデーには「女性から男性に贈る」という決まりは日本だけのようだし、私たち夫婦のように商業主義に懐疑的な人間は、チョコレートの授受にこだわらずに、ゆっくりと2人の時間をもつことにした。何をしたかは、今回は言わないことにしておく。
 
Mtimg090214  仕事場でもらったチョコレートを眺めながら発想したイメージを、絵に描いた。今日の世界同時不況は、人間の期待や欲望を実際の価値以上にどんどん膨らませてきたことから起こった。それらがいつかは崩れると知りながらも、目の前の短期的利益を得ることで満足し、期待が外れ、無理な想定が破綻することから目を背けてきた我々の心は、きっとこんな感じの“肥大した心臓”で表すことができる。日没は近い。こんな生き方を変えなければ、我々に明日は来ないかもしれない。
 
 谷口 雅宣

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コメント

バレンタインデーの日は、春一番が吹く風の強い一日でした。我が家も恒例のチョコを主人に渡し、二人で食べました。また、主人が貰ってきた義理チョコは、私の御腹におさまりました。チョコを通して夫婦の会話(内緒(^-^))が弾み主人を喜ばすことができたのでよかったです。ゆっくり二人の時間を持つことの大切さを教えて頂きました。
「肥大した心臓」が表す意味を考えなければいけないと教えて頂き、ありがとうございます。

投稿: 武藤惠美子 | 2009年2月15日 12:19

「チョコレートを届けに行くかたは、十分気をつけてください」
たったしかに、つぼに入ります。笑えます。
我が家も断食中のだんな様に配慮し、チョコなしでふたりでゆっくりさせて頂きました。夜には、青年誌友会があり、なんと“男の料理”が出された画期的な会で、すばらしい青年達と時間を共有し、世界の将来は明るいやれるぞと元気100倍になって帰宅しました。
参加された男性軍には今年は最高に運の良い年と太鼓判をおしたメッセージと共にチョコを贈りました。。。

投稿: GEN | 2009年2月15日 12:39

谷口雅宣先生

 「日没は近い」というお言葉にちょっとドキッとしましたが、これは今までの唯物的な利益第一主義の日没という事だと理解させて頂きました。

 その事の愚かさに気づいて真に世のため、国のため、人類の為になる事をやって行く事に多くの人々が目覚めないと明日は来ないのですね。

 ところでバレンタインデーはいつもの通り、家内からチョコレートの詰め合わせをもらいました。姪も去年まで毎年くれたのですが、去年めでたく嫁に行きましたので今年は無いです。

投稿: 堀 浩二 | 2009年2月16日 11:10

読者の皆さん、

 このブログを読んだ妻から「勘違い」の指摘を受けたので、文章を若干訂正しました。彼女は気象予報士の言葉を聞いて、こう解釈したそうです。この日は、季節外れの温かさだというので、「チョコレートが融けないように気をつけてください」という意味で言った、というのです。最近のバレンタイン・チョコには生チョコが多いための配慮だそうです。

 それを聞いて、私は彼女の解釈の方が正しいと思いました!

投稿: 谷口 | 2009年2月16日 12:42

「チョコレートを届けに行くかたは、十分気をつけてください」の気象予報士さんの言葉ですが・・・
台風ほどの強風でなくても、ビル風のような場所で、突風にあおられて(向かい風)、息をすることもできなくて、力を振り絞って前に進むのがやっとという、とても怖い体験をしたことがある私には、「強い風に気をつけてください」が自然だと思います。
 場所によっては、今回のような強い風は、とても危険だと思うのですが・・・
私の感覚がおかしいのかな?と、コメントを読みながら、疑問に思いました

投稿: k.k | 2009年2月17日 14:39

私の夫は中国出身なので、バレンタインデーには真紅の薔薇の花を一輪プレゼントしてくれます。
とても幸せな気持ちになります。1995年に私が北京に留学してから恋人時代、新婚時代、そして日本で生活をしてから10年になりますが、ずーっと中国の習慣でバレンタンデーには、今年も薔薇の花をプレゼントしてくれました。その姿を長男が笑顔で見ていました。
将来、夫のような優しい愛深い男性になってほしいと心から願っています。

投稿: 天地朋子 | 2009年2月18日 23:22

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