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2008年7月 3日

小型ビデオカメラの可能性

 6月13日の本欄では、小型ビデオカメラを帽子に装着して撮影した原宿駅周辺の映像をご披露したが、このカメラはどうやら海外でも大いに活躍しているようだ。7月1日に放送されたABCニュースでは、ジンバブエの大統領が反対勢力を暴力で抑えつけて行った選挙の取材のために、旅行者に扮して同国に潜入したジム・シュウット記者(Jim Sciutto)のレポートを流していた。その映像を見ながら私が感じたのは、撮影に使われたのは私が購入したのと似たような小型ビデオカメラだということだ。2人1組の取材のようで、記者がしゃべる横顔をもう1人が撮っている。続いて放映されたイギリスからのレポートによると、同国のいくつかの町の警察では、「装着型カメラ」(wearable camera)が犯罪捜査に大いに役立っているというのである。
 
 そのカメラは、制服の警官の帽子に装着されていて、犯罪の現場に駆けつける際にはすでに撮影モードになっている。そして、警官の見る方向にあるすべてを記録していくのである。だから、事後に文字で書かかねばならない報告書に代わってこの映像と音声が使え、手続きにかかる時間が大幅に短縮される。それと同時に、これらは犯罪現場の証拠にもなるという。こうして、小型ビデオカメラは、今や“革命的に新しい犯罪摘発手段”(revolutionary new crime-fighting tool)になりつつあるという。このカメラのさらに良い点は、カメラをつけた警官が近づいてくると、そのカメラが回っていなくても、問題行動をとっていた人物はすぐにそれをやめるという。また、警官の側も話す言葉や行動が記録されるから、規則違反のことはできない、とニュースは伝えていた。その際、画面に映し出された小型カメラを見て、私は驚いた。大きさといい、形といい、私の使っているものと見紛うばかりなのだ。多分、同一機種だが、仕様が若干違うようだった。
 
 話は変わるが、私は今日、休日を利用して、このカメラを前とは違う方法で使ってみた。前回の歩行中の撮映では、上下動が意外に大きく、見にくい映像になった。だから、今回は車に装着して東京を走ってみた。前回よりもスッキリした映像になっていると思う。洞爺湖サミットが近いため、都内は警備が大幅に強化されている。そんな様子も垣間見ることができる。
 
 谷口 雅宣

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