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2008年4月10日

雨にぬれても

 休日の木曜日のまる1日が雨だった。この時期の長雨は菜種梅雨(なたねづゆ)といい、春雨や春の雨とは区別する。今日などは気温も下がり、薄着の若者が手を組み肩をすぼめて、交差点で信号待ちしている姿が目立った。しかし、ナタネの花を思わせるその語感どおり、どこか明るさが感じられる日だ。午後から原宿の街に出て、その理由がわかった。街のあちこちに飾られた花の数が増えているのである。人々の服装で、明るい色のものが増えている。そして、新入社員然とした若い男女が、目を輝かせて歩いている。街全Mtimg080410体が、新しいものの始まりの予兆に満ちていた。冷たい雨が降り続いている中にも、こんな明るさが街にみなぎっている理由は、やはり「春」の力を除いては考えられない。

 妻と2人で明治通りから青山通りへ通じる路地を上り、通称“ロハス通り”へ出る。ここは自然食志向の店が多い路で、その一画でやや遅い昼食をした。帰路は下り坂で、妻は原稿を書き終えた気軽さで歩を進め、私は休日の緩い気分でゆっくりと歩きながら、目に映る印象的な街の小景をデジカメに収めていった。雨のおかげで、外を歩く人の数がいつもより少ないのもいい。知らぬ間に妻との距離が開くが、彼女は寛大に歩を緩めて私を待っていてくれた。傘を差しながらの撮影だったから、コートの右肩が雨でぬれているのに気づかなかった。
 
 ゆるゆると町坂下る菜種梅雨
 
 雨の中でのスケッチは難しいので、帰宅後、妻が庭から取って挿してあったノースポール(白)とムルチコーレ(黄)を描いた。絵にナタネ色を使いたかった。
 

 谷口 雅宣

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コメント

スッキリとした明るく綺麗な絵ですね!描く事をしない私は"素晴らしい"としか言い様がありません(笑)、
昨日は「人間親鸞の言葉」をテーマにした作家五木寛之さんの講演をお聞き致しました、副総裁と同じ様な静かな語り口で時には笑わせながら講演されました、生活保護世帯や自殺者の増加を憂い、日本は大きな曲がり角に来ている、"理"の勝った今の乾いた世相に"情"を見直す大事な時期ではないか?と訴えられていました、私はカルナー(悲=マイナス思考)を認識しながらマイトレー(慈=プラス思考)を実践する事が必要なのではないかな?と受け止めましたが、、五木さんの真意は不明です(泣)。

投稿: 尾窪勝磨 | 2008年4月11日 15:33

尾窪さん、

 お言葉に感謝いたします。

投稿: 谷口 | 2008年4月13日 23:25

谷口雅宣副総裁様
様々な勉強の場を提供して下さいまして有難う御座います、今後とも感じた儘、思った儘を裸の儘でストレートに是々非々で表現して行きますので知識不足やブレている所をビシビシ指摘して下さる様に御願いいたします。

投稿: 尾窪勝磨 | 2008年4月14日 00:01

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