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2008年4月17日

原宿のタケノコ

 タケノコがおいしい季節である。このところの長雨のおかげで、わが家の庭の孟宗竹林からも三角形の黒い頭がニョキニョキと出て、日ごとに成長している。というわけで、休日を利用してタケノコ掘りをした。食べる分だけ採るのが原則だが、時に2つ並んで頭を出したり、とんでもない場所に出たタケノコは、掘られることになる。タケノコは、今年出た所から地下茎が伸びて来年新しく出るから、どのタケノコを掘るかは、竹林の全体の形を考えながら決めなければならない。面倒臭そうに聞こえるかもしれないが、クイズを解くつもりでやれば面白いものである。あの柔らかい口当りを保つために、掘ったタケノコはすぐに煮るのが原則。だから流れ作業のように、私が掘り、妻が料理した。
 
 小説『秘境』を書いたとき、取材のために山形県の鶴岡に何度か行ったが、そこでタケノコ料理の絶品とも言える「孟宗汁」に出会った。酒粕と味噌で味付けをした煮物で、「汁」とは呼ぶが水分はそう多くないから「煮つけ」に似ている。妻に所望して、採りたてのタケノコの「孟宗汁」をいただいた。山形県は孟宗竹の北限と言われているが、そこで生えるタケノコはアクがなく、刺身にできるそうだ。しかし、東京産の場合はアク抜きをした。その点、“本物”の孟宗汁とは違うかもしれない。

 谷口 雅宣

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コメント

合掌ありがとうございます。

夕飯を前にこのブログを見てしまい、
食欲がわいてきました。
おいしそうな匂いが伝わってくるようです。
純子先生の包丁さばきも華麗でしたね。


私が住んでおります福岡も、合馬(おうま)のタケノコが有名ですので、妻に作ってもらいたいと思いました。
私は掘るのではなく、買ってくるだけでしょうが・・。

前半のジャズと後半のクラシックのBGMが雰囲気にぴったりで(時間もぴったり!)感嘆いたしました。

ありがとうございます。

投稿: 古谷伸 | 2008年4月18日 16:31

良く手入れされていますね、竹の子も気持ち良さそうに出ている様子がよく分かります、それにきれいに調理して頂き、感謝して食べて貰い、竹の子も本望でしょう(笑)、日本中には荒れた竹やぶがあちこちに見受けられます、ある企業が無料で借りて手入れをし、収穫したものは戴くと言うシーンをテレビで見ましたが、まさに埋められた宝庫です、唯心所現!見渡せば到る所に自然の恵みが満ち溢れています、有り難い事です、それからビジュアルでの調理法ですが私にでも出来そうです(笑)。

投稿: 尾窪勝磨 | 2008年4月18日 16:54

雨が降りしきる中、末っ子を保育園まで迎えに行き、夕食準備前のわずかな時間、フト開いた雅宣先生のブログ。まあ!なんと、心和む映像でしょう!立派な竹林ですね。音楽がまた、どのタケノコにしようかと楽しく悩んでいらっしゃる先生の心境が伝わってきます。そして「孟宗汁」あぁ~恋しや、おふくろの味ぃ~!それを今ここでいただけたら・・・なんて夢のようなことも思ったり・・・折しも夫は私の実家・鹿児島に出張中。竹の多い田舎です。故郷に思いを馳せ、両親を想い、我が家もこれから夕食作り。未熟ながらも「おふくろの味」を子らに伝えるために。心温まる映像にたっぷり元気をいただきました。ありがとうございまーす(^0^)/

投稿: 菊池 光珂 | 2008年4月18日 17:51

古谷さん、

 九州は孟宗竹が多いと聞きます。中国産でないタケノコをもっと食べれば、竹林の増殖も制御できると思うのですが……。

尾窪さん、

 「孟宗汁」ぜひ試してください。

菊池さん、

 九州にも孟宗汁ってあるんですか? レシピも似たようなものですか?

投稿: 谷口 | 2008年4月19日 17:56

すてきなショートフィルムでした!!ありがとうございます。
私は実家の富山の教化部を思い出しました。前岩本教化部長は本当に山仕事も’プロです。会館の裏山が荒れに荒れた竹やぶだったのを信徒さんを指導しながら美しい竹やぶにかえてくださいました。部長はその竹を利用しながらたくさんのは実用品や芸術品を生命学園や練成会の中で子供から大人まで幅広く作り方を教えておられました。心に残っているのをある学生を春休み中2週間ほど竹やぶでの献労に誘い、その青年に奉仕の精神のみならず自然を愛する精神を教え、最後に『将来はおまえを教化部長だぞ』って笑いながら言っておられました。ふふふ。
また、自分が竹からはしを作ろうとしているときに、あまりにも下手そうだったのか、横から無口な部長にはしをうばわれ、あれよあれよと美しくできあがったはしに、部長のやさしさと愛がたくさん感じられ、いまもお昼に愛用している宝物です。。。

投稿: GEN | 2008年4月20日 07:06

失礼いたしました。そのように受け取られる書き方をしておりましたね。
よく読み返しもせず投稿しまして申し訳ございません。
孟宗汁はございません。九州はやはり焼酎が主流なので酒粕を使った料理はあまりないようです。
「おふくろの味」と表現しましたのは時折見える純子先生の手から母親の愛を感じ、
実家の母を思い出しましたので、思わずそう書いてしまいました。
映像だと色や形、音も伝わり、なんだか匂いまでしてきそうでワクワクいたします。
酒粕を使った料理は夫が好きなので、この孟宗汁もタケノコ大好きな夫が喜ぶと思いますので、
ぜひ、挑戦いたします!ありがとうございました。

投稿: 菊池 光珂 | 2008年4月20日 07:19

GENさん、

>部長はその竹を利用しながらたくさんのは実用品や芸術品を生命学園や練成会の中で子供から大人まで幅広く作り方を教えておられました。<

 竹細工、私も好きです。いつか何か作りたいと思いながら、なかなか手が回りません。

菊池さん、

 妻の手が、おふくろさんの手……ですか。ハハハ、森進一を歌いたいです。(笑)

投稿: 谷口 | 2008年4月20日 12:57

谷口雅宣先生
合掌、ありがとうございます。
本日は、竹林の素晴らしい画像を拝見いたし感謝いたしております。ありがとうございます。毎月曜日の誌友会(6時半~8時半)にて信徒さんに雅宣先生のブログの画像ご講話を拝聴させていただける画面をお見せしていました際に、美しい竹林と純子先生の竹の子お料理を拝見させていただきました。お2人の愛を受け取らせていただきました。早速こちらの多くの皆様にお教えさせていただこうと思いました。

実は、先生の「表現者の悩み」2006年10月1日付けを拝読させていただきまして本日の母親教室講話の際に白鳩母親教室4月のテーマに加えさせていただき、プリント及びコピーを母親教室ご参加のお母様方に配らせていただき皆様で音読をさせていただきました。

また、今晩にて誌友の皆様と先生の真理を説かれる同じご文章への感激を皆で分け合いました。雅宣先生へ深く深く感謝させていただきます。ありがとうございます。

違うブログの内容でございますが、こちらの気持ちをお伝えさせていただきました。

雅宣先生に付いて参りますのでこらからもご指導をよろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。

追伸:20日の日曜日には、主人のコンピュータ仕事関係の方を夕食に招きました。その人は、ブラジル在住で2週間ほど研修に来ています。「生長の家」は大変有名です。 テレビ番組もあります。と教えてくれました。5月18日にありますシアトル一般講演会の勅使川原淑子USA総長お写真入りの広告をお見せしました。大変喜んでいました。その人もいつかは、信徒になられると思いました。

これからは、こちらシアトルでも日本語新聞英語新聞に広告を出してその記事には、ホームページアドレスを載せる所存でございます。

       再拝   ネイブ美枝子 

投稿: ネイブ美枝子 | 2008年4月22日 14:37

ネイブさん、

 はるばるとシアトルからのメッセージ、ありがとうございます。5月18日は教化総長の講演会なんですね。強力なご支援、ありがとうございます。当方は目下、5月1~3日の全国大会の準備にケンメイです。

 シアトルは「いつか行ってみたい町」と最近、妻と2人で話していたところです。竹林なんて、あるんでしょうか? 皆様によろしく……。

投稿: 谷口 | 2008年4月22日 15:28

はじめて,投稿します!

谷口雅宣先生,純子先生のすばらしい映像に,思わず,ほほえみがこぼれ,心があたたかくなりました!!!

お忙しい中,わかりやすくノーミートタケノコ料理をご紹介いただき,今晩早速チャレンジしてみます。

子どもたちは,なかなかノーミート料理が苦手ですが,すこしずつ 好きになっていってほしいと願っています

今年は12月に,岡山で御講習会があり,今から楽しみにしております。

ありがとうございます!!

投稿: mari | 2008年4月25日 14:05

mariさん、

 岡山からのコメント、ありがとうございます。
 今日もタケノコ3本、とりました!

投稿: 谷口 | 2008年4月25日 18:04

「孟宗汁」周囲に誰もこの料理を知る者はいませんでしたが試してみました、結局、家内に作って貰いましたが作り方は私が教えました(泣、笑)、汁と言うより孟宗煮の様でしたが癖がなくてサッパリした中にもコクがあって竹の子の素材が其の儘出ていて真っ白いご飯に良く合い、美味しかったです、「孟宗もう出た、ハチク早いか、マダケまだまだ」との諺(中国新聞の天風録に掲載)があるそうですがこれからまだまだ楽しめそうですネ!ご教示に感謝致します。

投稿: 尾窪勝磨 | 2008年4月26日 22:19

尾窪さん、

>汁と言うより孟宗煮の様でしたが癖がなくてサッパリした中にもコクがあって竹の子の素材が其の儘出ていて真っ白いご飯に良く合い、美味しかったです<

 そうですね、「孟宗煮」みたいです。でも、素材と香りを楽しめるので、私は好きです。気に入っていただいたようで、うれしいです。

投稿: 谷口 | 2008年4月27日 11:28

有難う御座います(笑顔)
気に入りました、多分この地方では食べられてはいないと思います、得意げにあちこちで吹聴している自分の姿が見えて来てニンマリしています、、、。

投稿: 尾窪勝磨 | 2008年4月27日 16:15

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