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2007年6月18日

「悪を認めない」でいいのか?

 本欄では、すでに1月末(28日29日)に「“悪と認める”とは?」という題で、生長の家が世の中で“悪”と呼ばれているものをどう考え、どう対処するかについて論じ、さらに6月上旬(4日5日6日)にも「悪はなぜあるか?」についても考えた。しかし、これらの議論は抽象的だったので、私たちが現実の場で具体的にどう考え、どう対処するべきかが必ずしも明確でなかったと思う。そこで、去る6月10日に大分県で行われた生長の家講習会で出た、この問題についての実際の、具体的な質問に対して、私が回答している様子を下に掲げ、読者の皆さんの参考に供したい。

 ただ、この質問自体も少し抽象的なので、私の回答も一般論として理解していただければ幸いである。この回答の背後には、上に掲げた多くの議論があること、また個別、具体的な実際の事態への対応は、場合によってはこの回答と同じ結論にならないことをご承知おきいただきたい。

谷口 雅宣

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コメント

副総裁 谷口雅宣先生:

合掌 ありがとうございます
長文になり大変恐縮ではございますが、ご講和の感想を述べさせていただきます。

悪現象の要因につきまして、やはり倫理・道徳・宗教教育の欠如も大きいと思われます。
古代ギリシャ時代、学問は「真理の探究」(愛知)とされ、未分化でしたが、タレスにより(神話から論理へ)新しい世界観が始まったとされているようです。学問の発展は大変素晴らしいことですが、自然科学と人文科学の乖離から問題が生じていると考えられます。今後は「自然」を共通項とした相互作用(コミュニケーション)の必要性を感じます。
 ゲーテは「人間は、宗教的である間だけ、文学と芸術において生産的である。」と記述していますが、宗教心を基盤にせず構築する学問の危険さを覚えます。また、ベートーベンはシュトルムという人の『教えと教化』という本を愛読し、自然を「心の学校」として捉え、自然から道徳を学び、弟子にも自然研究を薦めていたようです。
 環境問題への取組みは分離・分化した学問、国家、民族等が協力し、理解、発展する好機会のように感じられます。個人的には、地球のためというより寧ろ人間の心の変化が大切であり、技術論で解決しても心が変容しなくては根本的解決に至らないと考えます。ご講和の配信により、広く深く学ばせていただくことが出来、心より感謝いたしております。本当にありがとうございます。                                                               再拝
●参考図書: 『ゲーテ格言集』 ゲーテ著、高橋健二、新潮文庫

投稿: 川部 美文 | 2007年6月19日 23:43

川部様、、、、どうも肝心な所は学者の論戦で凡人には何を言っておられるのか良く分かりません、2600年前に無学の人々に教えた釈尊の様に易しく説く部分も加えて頂きたいと思います。

投稿: 尾窪勝磨 | 2007年6月22日 10:14

尾窪 勝磨様:

合掌 ありがとうございます
はじめまして、コメントをいただきありがとうございました。
尾窪様は、いつもご熱心にご意見を述べられて、本当に素晴らしい方ですね。
尾窪様の仰る通り、主旨が定まらず、支離滅裂です。
副総裁先生、読者の方々に多大なるご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。
今後、熟慮の上、情報発信を行うよう改善させていただきます。

表現を変えて再度感想を述べさせていただきますと、
 「宗教の教えは時代に応じて変化するべきものと、変化してはならないものがある。
現在、喫緊の問題の1つは、地球温暖化である。災害から人類、動植物を救う教えや動きは神の慈悲の顕れである。
技術的に解決しても心が変化しなくては、再び同じ道を辿ることになる。そこで、技術的取り組みと同時に、お釈迦様がお説きになった、山川草木悉皆成仏という思想の普及が必要である。」
との強い思いから、宗教的観点からの環境問題、科学技術等への更なるご教示を伺いたいという、個人的希望・願いが内包していたものです。 
上記感想に至った理由に、日常生活で異常気象を実体験したことがあげられます。まず、花の開花時期ですが、玄関先のコスモスが、今見事に開花しています。(秋に咲く種類です)それから、ピアノの音がある日突然、人・・・ではなく楽器が変わったように狂ったことです。尊敬する調律師さんも「異常気象の影響も大きい」とおっしゃっていました。天気予報もしばしば変化します。他にも不思議に感じる現象に遭遇し、この少閑雑感の扉を開かせていただいた次第です。
 それでは、未熟ものにて恐縮ではございますが、今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻のほどを、よろしくお願い申し上げます。          
                                                                       再拝
----
 


投稿: 川部 美文 | 2007年6月22日 20:33

川部様、、、、丁寧に説明頂き有難うございます、良く分かりました、永遠の法は不変、人間至上主義、人間中心主義の心を変化させ、悔い改め一人一人がどんな小さな事でも良い、出来る所からかけがえの無い美しい地球を将来に向かって守るべく温暖化防止に努めて行こうと言う事ですね、全く同感です、この輪が近きから遠きに及ぼし国を超え民族を超え全世界に広がる様に一隅を照らして行きましょう、そう言う意味で谷口副総裁の指導は今後とも益々重要になって来るものと確信し期待し実践して行きましょう、有難う御座いました。

投稿: 尾窪勝磨 | 2007年6月25日 11:37

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