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2007年2月15日

クロスワードを解く (6)

 2月9日の本欄に掲載した「教義クロスワード No.6」の解答を発表する。

【縦の答え】
(イ)非実在。(ロ)手交。(ハ)日蓮。(ニ)優曇。(ホ)自己処罰。(ヘ)菊石。

【横の答え】
(イ)比喩。(ロ)精進。(ト)どこ。(チ)自己認識。(リ)通知。(ヌ)欲。(ル)霊媒。(ヲ)イコン。(ワ)津市。

 今回“ひねり”が入った設問は、縦の(イ)と(ヘ)、横の(ヲ)だっただろうか? 生長の家の初心者が聞いて驚くのは、恐らく「肉体は無い」という教えだろう。普通我々は、自分の感覚を通じて「肉体がある」ということをイヤというほど感じている。特に病人は、「自分の肉体の特定部分が普通でない」と強く意識しているから、それが「ない」と言われると「何とベラボーな教えだ」と反発する人もいる。が、この強烈な言葉に反語的な意味を察知し、「どういう意味か知りたい」と興味を示す人もいる。そういう取っ掛かりを提供するという意味で、「肉体は無い」は強力なメッセージである。

「肉体は無い」は、「肉体は実在でない」もしくは「肉体は非実在」という意味である。『広辞苑』(第1版)には、「実在」の意味として「実際に存在するもの。単に考えられただけのものや想像・幻覚など、単なる主観の産物に対して、このような思惟或は体験・主観とは独立に客観的に存在するもの。(中略)更に自然を生滅変化の現象界と見る時は、このような現象的規定を超越する恒常不変の形而上学的実体・本体を意味する」とある。ずいぶん難解な定義だが、これが哲学で「実在」を扱うときの意味である。生長の家では、ほぼこの定義に沿った意味で「実在」という言葉を使う。我々の肉体は細胞の集まりであり、その細胞の構成元素は刻一刻入れ替り、細胞自体も新陳代謝でどんどん入れ替っているから「実在」ではないのである。

 中生代の標準化石とは「アンモナイト(ammonite)」のことで、日本語ではこれを「菊石」と呼ぶ。アンモナイトは「アメンの角」という意味で、アメンとは古代エジプトの都・テーベの守護神の名前だ。この神は雄羊の頭をもって表現されていたから、その巻いた角のことを言った。つまり一時期、アンモナイトは雄羊の巻き角の化石だと思われたのだ。が、現在では、白亜紀に絶滅した軟体動物頭足類に属するものとされる。これは、現在のオウムガイとの共通点が指摘されている。様々な大きさや形体のものが化石として残っており、成体の殻の大きさは、直径2~3センチの小さいものから2メートルを超える大型のものまである。

 イコンとは、パソコンで使う「アイコン」(icon)に通じる言葉だ。ロシア正教(東方正教会)で信仰の要となる聖母、聖人などの聖画像のことを指す。聖堂内のみならず信者の自宅にも安置されて崇敬される。木板に聖像を描いた形式のものが多く、掲げる場所によって大小さまざまなものがある。「イコン」という名称は「肖像」「似姿」「心に思う像」などを意味するギリシャ語に由来する。最も古いものは、シナイ山にあるカテリナ修道院にある6世紀ころのものという。神学上は「それを拝する者の心を不可視の原像、神の本質へ導くもの」とされる。
 
  第7問を以下に掲げる:

Cwp6x6007 【縦のカギ】
(イ)現象はすべてこの状態。
(ロ)心の底から宣言すること。
(ハ)貧しい人にはないとされているもの。
(ニ)旧約聖書の預言者の1人。
(ホ)神武天皇を苦しめた強敵。
(ヘ)ココナツの汁を発酵させて作った寒天状の食品。

【横のカギ】
(イ)岐阜県南部。
(ロ)日本神話に登場する霊界の女神。
(ト)死、悩み、苦しみのことを聖歌『神の国なり』でこう呼ぶ。
(チ)年上の女の兄弟。
(リ)植物に栄養を与えること。
(ヌ)イザナギ、イザナミの両神から生まれた神で、葦舟に入れて流された。
(ル)実相はどこにある?

谷口 雅宣

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