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2006年1月18日

ホテルのロビーで番組収録

 今日は午前中、宿泊しているホテルのロビーでテレビ番組の収録をした。とは言っても、ブラジルの一般のテレビ局の人々が来たわけではなく、生長の家ブラジル伝道本部の関係者がインタビューアーと撮影スタッフを引き連れて登場したのである。同本部では現在、ブラジルの20のテレビ局で番組を放映しており、その番組の中で私と妻にインタビューする企画を流すのだという。テレビ番組出演など初めての私は、緊張して出かけたが、スタジオではなく、ロビーの一角にカメラ2台を構えた設定を見て、何となく拍子ぬけした。妻は、航空会社に勤めていたときに一度、テレビに出たことがあるから慣れているのかと思ったら、本人の弁では「緊張しっぱなし」だったそうだ。

 事前には「どうらんを塗る」と聞いていたので、撮影までの準備に時間がかかるのかと思ったが、光線の加減でその必要もないということになり、小型マイクを背広の襟元に取り付けただけで、いきなり撮影に入ってしまった。一応、“想定問答集”のようなものを作ってあったが、カメラの前でそれを読みながら話すわけにはいかない。ロビーの応接セットを使っての撮影だったが、カメラから見えない位置のテーブルの上に“問答集”を置いて、あとは何を書いたかを思い出しながら日本語で話す。インタビューアーは、もちろんポルトガル語だ。質問の日本語訳は“問答集”に書いてある。しかし、ポ語で質問されると内容は分からない。が、質問が分かっているような顔をしてインタビューアーに反応しなければならない。私の日本語の“しゃべり”は、後日ポ語に翻訳されて、録画テープの音声の上に誰かの声をポ語でかぶせる--そういう手法で番組を作るらしい。

 私への質問は8つ、妻へは4つだった。私と妻の2人がインタビューに答える様子を録画するというので、私が第1問を答え終わると、インタビューアーは妻に向って彼女用の第1問を質問する。それが終ると、私への第2問の質問が始まる……こういう段取りでインタビューは進行し、2人とも3問答え終ったところで小休止した。ブラジルの濃いコーヒーで一息入れた後は、慣れてきたこともあり、脱兎のごとく番組収録は終った。そういう印象だった。

BrTVInt  撮影に3時間を充てていたところ、2時間半で終了したのはありがたかったが、NGもあまり出ずに撮り終えてしまったことに、逆に不安が残る。言い間違ったところはないか。発音がはっきりしない部分はなかったのか。オーバーアクションや誤解を招く表現はなかったか……など考えているうちに、「そうだ!」と思い当たった。番組はポ語をかぶせて放送されるのである。日本語での間違いは、ポ語で修正すれば問題にならないのだった。

 そんなわけで、収録した番組の日本語版を作るとすると、問題のある場面があるかもしれない。が、とにかく初めて体験は緊張裡に終り、私たちは胸を撫で下ろしたのである。

谷口 雅宣

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