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2003年11月20日

『神を演じる人々』

M_enjiru02 ○著者:谷口雅宣
○発行所:日本教文社
○発行日:2003年11月20日
○仕様:四六判上製、252ページ
○定価:本体 1,238円+税
○ISBN4-531-05234-X

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『光の泉』誌に連載していた短篇小説17篇を集めたものです。おかげさまで「日本図書館協会選定図書」に選ばれました。それぞれの作品をPDFファイルで読むことができます。

【収録作品と粗筋】 
○「疑心」 ――ブタの胃を自らに移植し、健康体なのを誇りに思う医師。しかし自分の意志とは関係なく、その胃が「生きて」いるという妄想に苛まれる……
○「捕獲」 /「捕獲2」 ――ES細胞(胚性幹細胞)を培養して臓器をつくる研究所で起こった、あるハツカネズミの異常な行動と、博士との対決。その結末は……?
○「変色」 ――ある画家の不可解な死。親の用いた卵子の若返り技術が彼にもたらした影響と、そこから来る芸術上の深刻な危機とは?
○「良心 ――生物兵器となりうる変異型のエイズウイルスを作り出してしまった、ある科学者のとった選択。
○「旅立ち」 /「旅立ち2」 ――非配偶者間人工授精(AID)で生まれた、恋人であり兄妹であるカップルの悲劇。彼らはその悲劇をどう乗り越えようとするのか?
○「飛翔」 /「飛翔2」 ――遺伝子組み換え技術によって超人的な飛翔力を得たバレリーナの悲劇。
○「追跡」 ――携帯電話での「成りすまし」=情報社会の中で繋がっている個人と個人の危うい関係。
○「慙愧」 ――遺伝子組み換え作物に支えられた、効率優先の大規模農業に潜む落とし穴とは?
○「亡失」 /「亡失2」 ――クローン人間として生まれ、自らのアイデンティティの危機に苦しむ若者を歓迎する新宗教の罠とは?
○「銀化」 /「銀化2」 ――遺伝子組み換えされた魚の放流による、地域の混乱。生態系を守る道と、経済的発展を選ぶ道とのはざまで揺れる人々のドラマ。
○「再生」 ――オゾン層が破壊され、防護ガラスで守られた都市に住む人々。自然の再生を試みる中国人学者は、ある「気味の悪い生き物」の再生を提案する。彼女の意図は何なのか……?
○「新生」 ――地球温暖化後の急激な気象変動によって都市部と分断された日本の森林。そこに生きる人々の原始的生活と、世界復興への取り組み。
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